2026年5月24日

「採用動画を作ってみる」——スマホ1台で始める職場紹介動画

「どんな会社かイメージできなかった」

応募を迷っている求職者がよく口にする言葉です。求人票の文章だけでは、職場の雰囲気や人間関係は伝わりにくいです。

写真は静止画ですが、動画には「音・動き・リズム」があります。たった1〜2分の動画でも、文章では伝えるのが難しい職場の温度感が一気に伝わることがあります。「プロに頼まないといけない」と思われがちですが、スマホで撮った素朴な動画の方が、求職者に好意的に受け取られるケースもあります。

採用動画の種類

① 社長・代表メッセージ

「どんな思いで会社をやっているか」「どんな人に来てほしいか」を代表者が直接語る動画です。1〜3分程度でまとめると視聴されやすいです。顔が見えることで、求職者の信頼感が上がりやすいです。

② 職場・現場紹介

実際の作業現場・事務所・店舗を歩きながら撮影する動画です。「こんなところで働くのか」という具体的なイメージが伝わります。求人票の「明るい職場」という表現より、実際の映像の方が説得力があります。

③ 社員インタビュー

働いているスタッフに「入社のきっかけ」「仕事のやりがい」「職場の雰囲気」を話してもらう動画です。求職者は「自分に近い年齢・属性のスタッフの声」を参考にしやすいため、入社年数が短い若手社員のコメントが刺さることがあります。

④ 一日の仕事の流れ

「9時に出社して〇〇して、12時に休憩して…」という形で、1日のルーティンを映像で見せる動画です。残業・休憩・雰囲気など、求職者が気になっていることを自然に伝えられます。

スマホで撮るときのポイント

横向きで撮る

スマホは縦向きで持つことが多いですが、動画は横向き(16:9)で撮ると YouTube や求人媒体に掲載しやすくなります。三脚やスマホスタンドがあると手ブレが減ります。

明るい場所で撮る

照明のある室内か、日中の自然光がある場所で撮ると画質が安定します。逆光は避け、被写体に光が当たる方向を確認してから撮影するとよいです。

短く、テロップをつける

1本あたり1〜3分が視聴完了されやすい長さです。音声が聞き取りにくい場面では、テロップ(字幕)を付けると伝わりやすくなります。CapCutなどの無料アプリで自動字幕が作れます(各アプリの最新仕様はご確認ください)。

動画の掲載場所

YouTube(限定公開または公開)

YouTubeにアップロードしてURLを共有する方法が扱いやすい方法のひとつです。限定公開にすれば、URLを知っている人だけが視聴できるため、求人票への埋め込み専用として活用できます。

採用ページ・会社HP

採用ページに動画を埋め込むと、閲覧した求職者の理解度が上がりやすくなります。採用ページの作り方についてはこちらの記事も参考にしてください。

求人媒体

Indeedや求人ボックスなど一部の媒体は、求人票に動画を追加できます。掲載媒体の仕様を確認してから活用するとよいです。

採用コンテンツ全般の作り方についてはこちらの記事も参考にしてください。

よくある不安への回答

「プロに頼まないとみっともない?」

必ずしもそうではないです。スマホで撮った素朴な動画の方が「等身大の会社」として好意的に受け取られるケースがあります。大手が制作会社に依頼した完成度の高い動画より、実態に近い動画の方が応募後のギャップを防ぐ効果もあります。

「顔が出るのが嫌なスタッフがいる

無理に映ってもらう必要はないです。作業中の手元・設備・職場の景色だけを撮るB-roll的な動画でも、職場の雰囲気は十分伝わります。

採用の全体設計についてはこちらの記事も参考にしてください。

採用動画の取り組み方について気になることがあれば、お気軽にご相談ください


よくある質問

Q1. 採用動画に費用はかかりますか?

スマホと無料の編集アプリだけで作れるため、費用をかけずに始められます。プロに依頼する場合は数万〜数十万円の費用が発生しますが、まずはスマホで試してから判断するとよいです。

Q2. 動画はどのくらいの長さが適切ですか?

1本あたり1〜3分が視聴完了されやすい長さです。社長メッセージや社員インタビューは2〜3分、職場紹介は1〜2分を目安にするとよいです。

Q3. 動画編集のスキルがなくても作れますか?

CapCutやFilmoraなどの無料・低価格アプリは、テンプレートを使えば編集スキルがなくても使いやすいです。スマホで撮影・編集まで完結できます。

Q4. 動画を見せるタイミングはいつがいいですか?

求人票への掲載(閲覧時)と、面接前の事前案内(応募後)の2つのタイミングが効果的です。面接前に動画を見てもらうことで、面接当日の理解度が上がりやすくなります。

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