2026年5月24日

採用ページの「最初の1行」が全てを決める——読まれるトップ文の書き方

採用ページの「最初の1行」が全てを決める——読まれるトップ文の書き方

採用ページを作ったのに応募が来ない——その原因の多くは「最初の1行」にあります。

ページを開いた候補者が最初に目にする文章が「私たちと一緒に働きませんか」や「あなたの力を活かしてください」だったとしたら、そのページは閉じられやすくなります。

どの会社でも使えるような言葉は、誰にも刺さらないからです。

この記事では、読まれる採用ページのトップ文(最初の1〜3行)を作るための考え方と具体的な書き方を解説します。


なぜ「最初の1行」が重要なのか

スマートフォンで採用ページを見る候補者の行動を想像してください。

求人票から会社名を検索し、採用ページを開く。そこで「またこういう文章か」と感じたら、すぐに戻るボタンを押します。

「続きを読もう」と思わせるかどうかは、最初の数秒・最初の1〜3行で決まりやすいです。

ここで「この会社は自分に向けて書いている」と感じさせられた候補者は、続きを読み始めます。


読まれないトップ文のパターン

以下は、多くの採用ページで見られる「読まれにくい文章」の例です。

×「私たちと一緒に働きませんか。」
→ 内容がなく、読む理由がない

×「〇〇株式会社は1980年の創業以来、地域に根ざした企業として…」
→ 候補者が知りたい情報ではない

×「私たちは常に挑戦し続け、社員の成長を大切にしています。」
→ どこの会社も同じことを言っている

これらに共通するのは「会社目線」で書かれていることです。候補者が知りたいのは「この会社で自分がどう働けるか」であり、会社の歴史や姿勢の宣言ではありません。


読まれるトップ文の3つの型

型①:候補者の「不安」から入る

候補者が感じていそうな不安・悩みを最初に書き、「あなたのことを理解している」と感じさせます。

「未経験からでも、本当に一人前になれるのか。入社前にそう不安に感じる方は多いです。〇〇では、入社3ヶ月以内に自分の担当業務を持つ社員が多くいます。」

型②:具体的な「数字・事実」から入る

抽象的な言葉より、具体的な数字や事実の方が信頼されやすいです。

「社員の平均勤続年数は11年。地元に根づいて長く働きたい方に選んでいただいています。」

「残業月平均8時間・育休取得率100%。働き方にこだわっている方に読んでほしいページです。」

型③:「どんな人に来てほしいか」を最初に言う

採用対象を絞って伝えると、該当する候補者には「自分向けのページだ」と感じさせやすくなります。

「岩手に移住して、地元に貢献する仕事をしたい。そう考えている方に、一度読んでいただきたいページです。」


トップ文の後に続けるべき内容

最初の1行で続きを読ませることができたら、次は以下の順番で情報を展開します。

  1. 仕事内容の具体的なイメージ(1日の流れ・担当する業務の範囲)
  2. 職場・人の雰囲気(社員の声・写真)
  3. 入社後のキャリアイメージ(3ヶ月・1年後のロードマップ)
  4. 働き方の条件(残業・休日・育休など)
  5. 応募への誘導(気軽な問い合わせ先)

採用ページ全体の構成についてはこちらの記事も参考にしてください。


まとめ

  • 採用ページは最初の1〜3行で「読み続けるかどうか」が決まりやすい
  • 「どこの会社でも使える言葉」は候補者に刺さらない
  • 「候補者の不安から入る」「具体的な数字・事実を使う」「誰に来てほしいかを言う」が有効な型
  • 最初の1行の後は、仕事内容→職場の雰囲気→キャリア→条件の順で展開する

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